鐵師 田部家の源流である緑深き山
大万木山(おおよろぎさん)
過去から今へ紡がれた息吹を
杜氏の心と躍動する筆にのせ
唯一無二の酒をここに醸す
発売以来、好評を頂いている理八ですが、特別限定酒がないでしょうかと問い合わせやご要望をたくさん頂戴しておりました。少々時間が掛かりましたが、濵崎杜氏と相談しながら一年以上時間を掛けて準備致しました。
宮廻先生とは、島根御出身と言う事もあり、公私ともにお世話になっております。今回の依頼も光栄にも直ぐにご快諾頂きました。その折に、題材は田部家が、紀州田辺から750年前に最初に住まいを構えた、『大万木山(おおよろぎさん)』に致しましょうと言う話になりました。今回の商品名『おをおおぎ』は、この大万木山に由来します。『大万木』は、英語名を、音から発想して『oooogi』とし、日本語名も『おをおおぎ』にしたら字面として面白いのではと、全て先生のアイデアから誕生した作品です。
今回の商品は、特別な抽出方法を採用しております。普通の理八は、日本海から着想した海をイメージしております。この『おをおおぎ』は、逆に山をイメージしております。私どもの歴史と同義である母なる島根の奥出雲の山々に抱かれる様な爽やかで深遠な最上の香りをお楽しみ頂ければと思います。
かの有名なシャトー・ムートン・ロートシルトは、毎年ラベルのデザインが変わります。かのピカソや、シャガールもデザインをしています。今回の『おをおおぎ』も、日本酒と日本画と言う新しい世界観を元に、ワインに負けない日本の伝統文化と歴史を表現させて頂きたくリリースさせて頂きました。もっと日本酒の多彩な新しい扉が開かれて行き、多くの方に楽しんで頂ければ幸甚に存じます。
田部家の初代がたたら製鉄を
吉田で始めたのは室町時代。
さらに始祖へと遡ると、
紀州熊野より最初に足を踏み
入れたのは大万木山だった。
古来から人の営みと
ともにあり続ける大万木山。
出雲国風土記には「多加山」の
名で斐伊川の支流・三刀屋川の
源流であると記されている。
豊かな原生林は山の土を肥やす。
そして山の豊かさを里や海へ送る
水源となり、無数の命を支える。
この命の水から、「おをおおぎ」の
一滴はうまれた。



1951年島根県松江市生まれ
1981年東京藝術大学大学院修了
1999年文部大臣賞
2000年東京藝術大学教授
2002年内閣総理大臣賞
2011年情報文化学会賞
2012年特許出願
2013年ハンガリー歴史博物館個展・ポルトガル東洋美術館個展
2014年イタリア近代美術館企画展
2016年G7伊勢志摩サミット特別講演
2017年発明表彰
2018年文部科学大臣賞
2023年Ippodo Gallery New York 個展
現在東京藝術大学名誉教授
原材料を厳選し、極少量仕込みで
より手間暇を掛けて育てました。
瓶に入れるのは、最もバランスの良い
〝中汲み〟まで。後半の荒々しい
〝責め〟の層は使いません。
麹の手触り、香り、
醪(もろみ)から発せられる音、
二酸化炭素濃度までも感じ取る。
五感を最大限使い、理想の味を。
そんな思いでこの酒を醸しました。
米の品種や精米歩合、使用酵母などの
情報をラベルに載せていないのは、
先入観にとらわれることなく
お酒の香味を感じていただきたいから。
ぜひ希少な一滴をどうぞ。




今、時を刻み美を描く酒を。

2026年 500本 限定販売
※500本は総製造数です。その一部を通信販売いたします。